スタートライン

今朝、就職試験を受けた施設から電話を貰った。通知のはずだったからすごく驚いたけど、合格の報告だった。やっと。やっとだ。私が立ちたかったラインにやっと立てた。児童福祉の世界に入る前の、最初のスタートライン。ずっとそこに立ちたかった。立ってる自分を、少しずつ進んでいく自分を、暇さえあれば想像していた。まさに夢にまで見た日。夢のようにフワフワして、なかなか実感が掴めない。でも確かに私は受かったんだ。

書類は後日届くらしい。声だけの報告は、通知以上に実感がないけど、それでもお礼を言う私の声は少し震えていた。
その後、応援してくれた人や、協力していただいた方にお礼も兼ねた報告メールをたくさんした。みんなそれぞれに喜んでくれて、少しずつ実感が湧いた。私は一番行きたい場所に行けるのだ。それは簡単な事じゃない。すごくすごく辛い思いもしたし、泣いた日もあった。悩みに悩んで、いろんな人に意見をぶつけて、その度にいろんな返しを貰った。その上で改めて思う。児童福祉にして本当に良かった。

これから先、まだ出会ったこともない子ども達とたくさんぶつかりながら、たくさんの濃い思い出を作ると思うけど、今日感じた気持ちを忘れずにいたい。

ひとまず、たくさんの方々に感謝…。
私はきっと一人ではここまでこれなかった。みんなのおかげだ…。
本当に嬉しい。本当にありがとう。