こわい

突然、何もない時に死にたくなるほど怖くなる時がある
暗闇の中に足を引きずり込まれそうになって、必死に抵抗する
「私は大丈夫、私は平気」と何度も心の中で唱える

それは授業中もご飯を食べている時も一人で勉強している時も通学中の歩いている時でさえ起こる現象で
本当に前触れがないから怖い

私は大丈夫なのに
私は元気なのに
何も気を病む事なんかないはずなのに
冷たく震える手を隠して、涙を堪えるので精一杯になる

私はちゃんと笑えていたかな
私は今日も普通だったかな
明日は大丈夫だろうか

平気、なんてことない
でも未来に不安がないと言ったら嘘になる
けど、きっと不安がない人の方が少ないよね
それなら私は同じだ。みんなと同じ。


大丈夫、大丈夫