シャッターを押した瞬間、君は思い出になる
いつまでも鮮明にしておきたい。いつでも新鮮な君であって欲しい。でも、写真に残った君は思い出だ。
綺麗で儚くてキラキラしていて感情がなくて固まったままで。
今にも話し出しそうだけど、思い出なんだ。思い出に変わってしまうんだ。
それなら、写真に撮らない方がましなのかも。
時間のなさは人を急かし、急かされた分だけ人は選択を間違える
正しい認識もできないまま、振り返る事もなく進め
鈍った思考回路が今の私の最大の味方
お願い、どうか気付かないで
幸福感と罪悪感ってなんで同時にくるんだろう
それはきっと、私の笑顔の裏で泣いている人を想像するからだ
いつもどんな時も想像してる 誰かしら泣いて、誰かしら笑ってる
私は笑って、目の前の人も笑っている
もし世界に二人しかいなかったら、本当に笑っているのはどちらなんだろう